バンジョーのお勧めCD

Gerry O'Connor - Time to Time

アイルランド音楽 CD

iTunesでも購入可能です。画像をクリックするとiTunesへと移動します。

 

 ジェリー・オコーナーはアイリッシュ・バンジョーの最高峰の奏者といって過言ではないでしょう。

 

 何枚かアルバムをリリースしていますが、デビューアルバム「Time to Time」はいつ聞いても新鮮に聞こえます。

 

 バンジョーってこんなに格好良くアイリッシュチューンを弾けるんだということを認識させてくれる、ぜひお勧めしたい一枚です。

 

ジェリー・オコーナーの演奏

 

ジェリー・オコーナーの「The Moving Cloud」の演奏

 

ジェリー・オコナーはフィドルも弾きます。

 


John Carty - The Cat that ate the Candle

アイリッシュ音楽 CD

画像をクリックするとCDの販売サイト(アイルランドのレコード会社)に移動します。

 

 ジョン・カーティー(John Carty)はロンドン出身の演奏家です。

 

 バンジョーとフィドル、そしてフルートを演奏します。

 

 ジェリー・オコーナーが「モダン」なアイリッシュバンジョー奏法の代表格なら、ジョン・カーティーは「トラディショナル」なバンジョー奏法の代表といえるでしょう。

 

 マイケル・コールマンジェームズ・モリソンなど戦前のスライゴ出身の演奏家の影響を受けたスタイルが特徴です。

 

ジョン・カーティーのバンジョーの演奏

 

ジョン・カーティーのフィドルの演奏

 


Kieran Hanrahan - Plays the Irish Tenor Banjo

バンジョー CD

 Kieran Hanrahan(キーラン・ハンラハン)はクレア州出身のバンジョー奏者です。(名前をクリックすると本人のサイトへ移動します)

 

 アイルランドの音楽は地域によって演奏法やレパートリーが異なるのですが、キーラン・ハンラハンの演奏スタイルや選曲は、まさにクレア・スタイルといってもいい、しっとりと落ち着いた演奏を聞かせてくれます。

 

 長年に渡りアイルランドの国営放送局「RTE」で放送されているアイルランド伝統音楽番組のプレゼンターを努めており、アイルランドのお茶の間でも広く知られている演奏家です。

 

キーラン・ハンラハン(Kieran Hanrahan)の演奏

 


Brian McGrath - Pure Banjo

ケルト音楽 CD

画像をクリックするとCDの販売サイト(カスティーズ)に移動します

 

 Brian McGrath(ブライアン・マグラー)は北アイルランドのファーマナ州出身の奏者です。

 

 バンジョーだけでなくピアノの奏者としても有名で、色々な演奏家のCDでピアノの伴奏も務めています。(先に紹介したジョン・カーティーのCDでも伴奏を務めています)

 

 フラナガン・ブラザーズ(Flanagan Brothers)など戦前の演奏家の影響も受けているそうです。

 

ブライアン・マグラーの演奏

 


Cathal Hayden - Cathal Hayden

アイリッシュ フィドル CD

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Cathal Hayden(カホル・ヘイデン)は北アイルランドのティロン(タイローン)州出身のバンジョーとフィドルの奏者です。

 

バンジョーとフィドルは弦の本数と調弦が同じことから、どちらも演奏できる奏者が多いのですが、カホル・ヘイデンはどちらの楽器でもオールアイルランドフラー*(All Ireland Fleadh)で優勝している数少ない奏者の一人です。

*アイルランド音楽の国際コンクール

 

アイルランド北部の演奏法の特徴である、ドライブ感のあるエネルギッシュな演奏が特徴です。

 

カホル・ヘイデンのバンジョーの演奏

 

カホル・ヘイデンのフィドルの演奏

 


Angelina Carberry - Pluckin' Mad

アイリッシュ音楽 CD

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セッションなどでは女性のバンジョー奏者も結構見かけるのですが、ソロのアイリッシュバンジョーのCDを出している奏者のはアンジェリーナ・カーベリーくらいだと思います。

 

彼女はCDを出すレベルの奏者としては珍しく17フレットのショートスケールモデルを使っています。

 

彼女のワークショップに行ったことがあるのですが、とても小さな手だったのでびっくりしました。

 

派手な演奏ではないすが、伝統的な落ち着いた演奏が特徴です。

 

アイリッシュ ギター

アイルランドで開催されたバンジョーのワークショップで教えるアンジェリーナ・カーベリー(持っている楽器はテナーギター)

 


Enda Scahill - Pick it Up

アイルランド音楽 CD

画像をクリックするとCDの販売サイト(本人のホームページ内)へ移動します。

アイリッシュバンジョー奏者で、今いちばんノリに乗っているのがEnda Scahill(エンダ・スカヒル)かもしれません。

 

「We Banjo 3」というバンジョー奏者3人によるユニットが好評で、アメリカやヨーロッパ各地をツアーして回っています。

 

アイリッシュバンジョーの教則本も書いていて、数少ないアイリッシュバンジョーの専門書とあって、こちらもよく売れているようです。

 

高度な演奏技術を持った演奏家で、斬新な曲のアレンジの仕方などはとても参考になります。

 

日本のワークショップ(グループレッスン)での模範演奏

 


Seamus Egan - When Juniper Sleeps

アイリッシュ音楽 CD

iTunesで購入可能です。画像をクリックするとiTunesに移動します

Seamus Egan(シェイマス・イーガン)はニューヨーク出身のアイルランド系アメリカ人の演奏家です。

 

アメリカを拠点に活動しているソーラスというバンドのリーダーとしてもよく知られています。

 

バンジョーだけでなく、フルートやティンホイッスル、マンドリン、ギターなど色々な楽器をこなすマルチプレーヤーでオールアイルランドフラーでは4つの楽器で優勝しています。

 

このアルバムでバンジョーが聞けるのは1トラックだけですが、他の楽器の演奏からも学べることは多いので、ぜひお勧めしたい一枚です。

シェイマス・イーガンのバンジョーの演奏

 

シェイマス・イーガンのフルートの演奏

 



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