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[リフィー川源流を探検、ポーラフーカ・ダム、グライダー架空場]
Kippure Co. Dublin 757m
キピュア山(Kippure)はアイルランドの首都ダブリンの最高峰です。
ダブリンの南端のウィックローとの県境近くにある標高757メートルの山です。
アイルランドでは比較的標高の高い山で、頂上にテレビ塔を設置している山が多くあります。
キピュア山の頂上にもテレビ塔が建てられています。
TV塔の管理の為の道路が通っているので、頂上まで舗装道路が通っています。
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キピュア山の山頂へと続くテレビ塔管理用道路の入り口。
通常はゲートが降りていますが、ゲートの脇から入ることができます。
TV塔へと続く管理用道路の上を歩く限り、道に迷う心配は皆無です。
登っている途中に鹿の群れに遭遇しました。
鹿はアイルランドでは比較的良く見かける動物です。
アイルランドには何種類かの鹿が生息しているのですが、一番よく見かけるのは「シカ・ディアー(Sika Dear)」という種類の鹿です。
シカ・ディアーは日本から移入された種類の鹿で、恐らくアイルランドで一番多く生息している鹿はこの種類の鹿だと思います。
キピュア山麓には野生化した山羊「フィーラル・ゴーツ(feral goats)」も生息しています。
ここがキピュア山の頂上です。山頂には三角点が置かれています。
Kippure山頂は広く開けた所で、山頂からはダブリン湾やホース半島などを見渡すことができます。
キピュア山の山頂からの眺め。手前に見えるのはグレナズモールの貯水池(Glenasmole Reservoir)、奥にダブリンの市街地が広がっているのが見えます。
キピュア山山頂からの眺め。
ハウス半島(Howth Peninsula)の方まで見えます。
山頂のテレビ塔。高さ127メートルだそうです。
山頂で記念撮影。
ここまでの道のり
登山口から頂上までの移動距離は3.99km、所要時間51分でした。
下山中の登山口方面の眺め。前方の山頂が尖がって見える山はグレート・シュガーローフ(Great Sugar Loaf)という山です。
往復の行程は移動距離8.24km、所要時間1時間41分でした。
キピュア山の麓の近くにはダブリン市内を流れるリフィー川の源流があります。ちゃんと地図にも表示されています。(上の地図にも載っています。)
この細い小川がリフィー川の源流です。前方の石積みはリフィー川に架かる最初の橋です。そのさらに先に見える山がさきほど登ったキピュア山です。
ここが地図上で表示されているリフィー川の源流です。リフィー川はこの水たまりのところから湧き出た水が川となり、ダブリン市内へと流れていきます。
リフィー川の最初の一滴(!?)
ここまでの道のり。
歩きはじめ(キピュア山の麓)からここまでの距離は1.35km、所要時間19分でした。
リフィー川源流で記念撮影。
源流からほどなく行ったリフィー川上流部分。この後ウィックロー、キルデアを流れダブリン市内へと流れていきます。
リフィー川上流部。大きい石がごろごろと転がっている辺りは日本の川にも似ていますね。
リフィー川に沿って下流に向けて進んでいくと、途中でポーラフーカ湖(Poulaphouca Lake)という湖と合流します。
ポーラフーカ湖は水力発電と、生活用水の貯水のために造られた人造湖です。
地元ではブレッシントン湖 (Blessington Lake)としても知られています。
ポーラフーカ湖の発電施設ポーラフーカ・ダム(Poulaphouca Dam)は日本のダムと比べると規模は小さいですが、アイルランドではなかなか見ることのない「ダム」らしいダムです。
間近で見るとそこそこの迫力のあるダムです。ダムカレーは売っていませんが・・
ポーラフーカ・ダムの最寄り町ブレッシントンから、キルデアの州都ネースに抜ける道沿いにはグライダーの滑空場があります。
見た目は普通の牧場にも見えますが
普通の牧場では見かけないようなものが置いてあります。
グライダーの滑空場でした。
上の写真に写っていた長い物体は、グライダーを格納するための物のようです。
ここではグライダーの免許も取れるそうです。
この日はグライダーが飛んでいるところは見れなかったのですが、今度は飛んでいるところを見に行ってみようと思います。