[ダブリンのスキー場、ギネス湖、アイルランド一高い滝 etc]
ダブリンマラソンの翌日はダブリン市内とダブリン郊外を観光して回りました。ダブリンマラソンの模様はこちらのページでご覧になれます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
・ダブリンのホステル
・ダブリン市内を観光
・ダブリン市郊外のダンドラム・タウン・センターへ
・ツール・ド・フランスの覇者スティーブン・ローチの記念碑
・アイルランドで唯一の自転車競技場
・有名人が多数来店 - ダブリンの老舗フィッシュアンドチップス店
・ダブリン郊外へ
・アイルランド唯一のスキー場
・英語圏の選手として初めてマイヨ・ジョーヌに袖を通した選手
・ギネスに見える?通称ギネス湖"Lough Tay"
・アイルランドで一番高い滝のあるパワーズコート
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ここのホステルは朝食付きです。トーストとシリアルにコーヒー、紅茶くらいしかありませんが、自分で用意しなくてもいいので有難いです。
このホステルではコンベヤー式のトースターを使っていました。
連続して何枚でも焼けるので便利です。
焼いているところを動画で撮ったみました。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
一昨日のマラソン参加受付と、昨日のマラソンの最中にもダブリンのあちこちを見たのですが、まだ見ていないリフィー川沿いの東側の方に行ってみることにしました。
オコンネル橋の東側のリフィー川に沿いにあるカスタムハウス。
もと税関が置かれていた建物です。
リール(アイルランドの伝統曲)の「ニュー・カスタム・ハウス」の曲名はこの建物に由来するそうです。
近代的なビルが立ち並ぶダブリン国際金融サービスセンター(IFSC)。
アイルランドの象徴である「ハープ」の形をしたサミュエル・ベケット橋(Samuel Beckett Bridge)。橋の名前はノーベル文学賞を受賞したアイルランd人作家のサミュエル・ベケットに由来します。
デイム・ストリートに面したアイルランド銀行(Bank of Ireland)。アイルランドポンド時代はここで紙幣や硬貨を発行していたそうです。(日本の日本銀行に相当)
アイルランド銀行の向かいにあるのが「トリニティ・カレッジ」。アイルランド最古の大学だそうです。
トリニティ・カレッジの中庭
トリニティ・カレッジの中庭で発見!持ち主はここの学生?
トリニティ・カレッジではケルズの書や図書館を見学してきました。
一昨日のダブリンマラソンの参加受付に行く途中に横を通ったセント・スティーブンス・グリーン・ショッピングセンターの中に入ってみました。
町を離れてダブリン郊外にあるダンドラム・タウン・センターという大きなショッピングセンターに来ました。アイルランドで二番目に大きいショッピングセンターだそうです。
アイルランドで2番目に大きいだけあって、中はすごく広くて迷子になってしまいそうでした。
アイルランドでは「動く歩道(段差のない)」タイプのエスカレータを使っているショッピングセンターをよく見ます。
ダンドラム・タウン・センターの中に入っていた「Yo! Sushi」という回転ずし。アイルランドにも回転ずしがあるんです。(Yo! Suchiはイギリスの回転ずしのチェーン店だそうです。)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ダンドラム・タウン・センターに来たのには理由がありました。
それはこのモニュメントが見たかったからなのです。
これはアイルランド人として初めて世界最高峰の自転車レース、「ツール・ド・フランス」で優勝した「スティーブン・ローチ」の功績を称えて建てられた記念碑です。ショッピングセンターの入り口にあります。
もともとはダンドラムの町の入り口に建っていたそうですが、ショッピングセンターの建設に伴い、ショッピングセンターの敷地内に移されたそうです。
スティーブン・ローチはツール・ド・フランスで優勝しただけではなく、ツール・ド・フランスで優勝した同じ年にジロ・デ・イタリアと世界選手権にも優勝し、エディ・メルクスに次いで2人目にトリプル・クラウンを達成した選手でもあります。記念碑にもトリプルクラウンを記念して、3枚のギヤが模られています。
スティーブン・ローチのツール・ド・フランスでの活躍を伝えるアイルランドの番組。表彰式にはアイルランドの首相も駆けつけています。オコンネル通りで行われた凱旋パレードにはどのくらいの人が駆け付けたのか分かりませんが、ものすごいことになっています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
スティーブン・ローチのモニュメントのあるダンドラム・タウン・センターの近くにはアイルランドで唯一の自転車競技場「サンドライブ・ベロドローム(Sundrive Velodrome*)」があります。*Velodrome=自転車競技場のこと
周長は500メートルと欧州の自転車競技場とは思えないような長さで、ほとんどバンク角がありません。
走路のいたるところに「Pothole」があるのがアイルランド的といえばアイルランド的です。*Pothole = ポットホール = 路面の窪み、甌穴(おうけつ)
動画で撮ったサンドライブ自転車競技場です。
こんな競技場しかない国からも世界自転車競技選手権の優勝者が出ています。2013年の世界戦「スクラッチ」で優勝した「マーティン・アーヴァイン」はアイルランドの選手です。ここで練習していたのかどうかは分かりませんが・・
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
昼ごはんを買いにダンドラムの通り沿いの老舗のフィッシュ&チップスのお店「レオ・バードック(Leo Burdock)」に行きます。
このお店はたくさん有名人が訪れることでよく知られています。
店内にはこれまでに訪れた有名人のリストが貼ってあります。
レオ・バードックの店内に飾られている来店した有名人のリスト
BBキングにU2に、ボーイゾーンに、エンヤなどなどビッグネームが大勢来店しています。
これがレオ・バードックのフィッシュアンドチップス。
美味しそうに見えなくってスミマセン・・・
テイクアウトして車の中で食べたのです。
個人的には店内で食べるよりもテイクアウトした方がチップスと魚が袋の中よく蒸れて美味しくなると勝手に思っています。
カリっとしたチップスが好きな方にはお勧めできません。。
ダンドラムからダブリン郊外へと向かいます。ダンドラム・タウン・センター横の並木が紅葉していて綺麗でした。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ウィックロー山地の方に向かったのですが、ダブリン市内からウィックロー山地に向かう途中にスキー場がありました。ここはまだダブリンです。
雪が滅多に降らないアイルランドにもスキー場があったとは・・
ちゃんとリフトもあります。
利用するには登録が必要だそうです。
詳細は「スキー・クラブ・オブ・アイルランド(Ski Club of Ireland)」のホームページをご覧になってください。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
スキー場の次に訪れたのは「シェイ・エリオット森林公園(Shay Elliott Forest Recreation Area)」というウィックロー山地にあるダブリン出身の伝説的な自転車競技の選手の名を冠した公園です。ここも今回のダブリン滞在中にぜひ来てみたかったところでした。
シェイ(シェーマス)・エリオットは1960年代に活躍したダブリン出身の自転車競技選手で、英語圏の国の選手として初めてマイヨ・ジョーヌ*に袖を通した選手と言われています。1963年のツール・ド・フランスの1stステージに勝利し、3日間マイヨ・ジョーヌに袖を通しました。1962年の世界自転車競技選手権の個人ロードでは銀メダル、同年のブエルタ・ア・エスパーニャでは総合3位の成績を残しています。
*世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」でステージ&総合勝者に贈られるジャージ(ウェア)。
この公園のあるウィックロー山地ではシェイ・エリオットの功績を称えたシェイ・エリオット・メモリアル・レースが開催されています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
シェイ・エリオット森林公園の次は「テイ湖(Lough Tay)」という湖を訪れました。テイ湖は通称「ギネス湖」としても知られています。
ギネス湖を後に向かった先はパワーズコートでした。旧パワーズコート子爵の屋敷と庭園です。
パワーズコートの日本庭園。
パワーズコートの日本庭園のもみじ。
パワーズコートにある滝、「パワーズコートの滝」は高さ121メートルのアイルランドで一番落差のある滝です。
見応えのある雄大な滝です。
動画で撮ったパワーズコートの滝です。
パワーズコートにはアヴォカのお土産屋が入っています。
アヴォカのお店に置いてあった「ごもっともなこと」が書かれた商品。
パワーズコートに飾られてあったジャック・オー・ランタン。
ちなみにハロウィーンはアイルランドの発祥です。
パワーズコートから眺めたウィックロー山地の紅葉。
パワーズコートからの帰りしなに寄った町にあった古い電話ボックス。
再びダブリン市内に戻ってきました。夜のテンプルバーです。
夜のハーフペニー橋。
←目次に戻る |