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ノックボーイ(Knockboy)はコーク州とケリー州に跨って広がるShehy Mountainsの一角を成す山で、コーク州の最高峰です。
コーク市内を流れる川「リー川(River Lee)」はこの山に端を発します。
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登り方は色々とあると思いますが、「プリースツ・リープ・ロード(Priest's Leap Road)」の峠から登るのが最短で登れるルートです。
プリースツ・リープ・ロードはコーク州のバントリーとケリー州ケンメアを結ぶ古道です。
プリースツ・リープ・ロードに向かう途中の景色。
プリースツ・リープ・ロードに向かう途中の素掘りの小さなトンネル。
プリースツ・リープ・ロードに向かう途中の「ゲートハウス」。私の住むアイルロッジ(Aylelodge)と同じ所謂「門番小屋」です。
プリーストツ・リープ・ロードの起点。
細い道が延々と続きます。
プリースト・リープ・ロードからケリー方面の眺め。遠くにアイルランド最高峰のキャラントゥールを有するマギリカディーズ・リークス山脈が見えます。
こちらはコーク方面の眺め。
プリースト・リープ・ロードの峠には十字架「プリースツ・リープ」が建てられています。
ノックボーイへはここから歩き始めます。
ちなみにこの十字架のある地点は、舗装された一般道として、マンスター地方で最も標高の高い地点になるそうです。
山頂までは道らしい道はありませんので、高い方に向かって歩きます。
ノックボーイの山頂。山頂には三角点が置かれています。
ここまでの道のり
十字架のところから2.57km、所要時間は48分でした。
頂上で記念撮影。
頂上からケリー方面の眺め。奥にそびえるのがアイルランド最高峰のキャラントゥールを有するマギリカディーズリークス山脈です。
頂上からのバントリー湾(Bantry Bay)眺め。
上の写真と同じくバントリー方面の眺め。
往復で5.11km、所要時間は1時間半でした。
ノックボーイ山に登った後はベラ半島に向かいます。
ベラ半島はノックボーイの西側に位置する半島です。
半島の西側にダージー島(Dursey Island)という島があります。
ダージー島とアイルランド本島との間にはアイルランドで唯一のロープウェイが運行されています。
アイルランド本島より望むダージー島
ロープウェーの乗り場の近くに立っている有名な標識。「モスクワまで3310km」と書いてあります。
物置に窓をつけたような簡素な作りの客車
定員は重さ544kgまでの家畜または人間６名までとなっています。*
*現在は家畜を乗せることは出来ません。
客車内。微妙に隙間があるんですが・・・
車窓からの眺め。
海を渡るロープウェイ
強風の時は怖そうですね。
日本のロープウエーのワイヤーに比べると随分と細く見えます。
動画で見るとこんな感じです。
ダージー島に到着。
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ダージー島には島をぐるっと一周回れるウォーキングルートがあります。
道しるべがあるので、道しるべに沿って歩きます。
島ののどかな景色の中を歩きます。
「妖精が横断します」の標識
妖精が住んでいそうな可愛らしい家。
ダージー島を歩いた後はキャッスルタウンベア(Castletownbere)の町に向かいます。
キャッスルタウンベアへの途中にあった妖精の家
キャッスルタウンベアへの途中にはストーンサークルもありました。
3000年くらい前のものだそうです。
ストーンサークルの説明板(クリックで拡大できます)
キャッスルタウンベアのメインストリート。
キャッスルタウンベアはキャッスルタウン=ベアヘイブン(Castletown Berehaven)という名前でも知られる活気のある町です。
メインストリートにあったお店
上のお店で売られていた商品
キャッスルタウンベアのメインストリート沿いの"エコ"専門店
食品から雑貨まで色々な"エコ"なものを売っています。
上のお店のオーガニック野菜、果物コーナー
同じく上のお店で売られていた日本のヒジキと海藻サラダ(Sea Salad)。
キャッスルタウンベアヘイブンにあった歯医者さん。
パブっぽい外観がアイルランドらしい
キャッスルタウンベアのメインストリート沿いの民家の庭先で見た鉢植え
長靴やヤカンを利用した鉢植えが可愛らしい
ヤカンを使った鉢植え
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キャッスルタウンベアの向かいにはバー島とう島があってフェリーで行くことができます。
バー島に向かうフェリー。奥に見えるのがバー島。
キャッスルタウンベアヘイブンとバー島周辺地図
フェリーの客室。
15分ほどでバー島に到着。
バー島のカフェ
上のカフェで食べたハンバーガー
バー島にもウォーキングコースが通っているようですが、今回は時間がなくバー島を歩くことはできませんでした。
キャッスルタウンベアを後に「ヒーリーパス(Healy Pass)」を通ってケリー方面へ向かいます。
ヒーリーパスはつづら折りが続く峠道です。
ヒーリーパスの頂上にある峠の茶屋(お土産屋さん)。
可愛らしいお土産さんです
峠からはグランモア湖(Glanmore Lake)という湖が見えます。
ヒーリーパス峠よりケリー方面を望む
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ヒーリーパスを抜けたケリー州のローラ(Lauragh)にはマーフィーズ*が出てくる給油機(給マーフィーズ機)があります。(笑)
*コーク州で作られているスタウトビール。コーク州やケリー州などのアイルランド南部の地方ではギネスよりも人気があります。
マーフィーズを満タンにして出発！*
*上の給油機は「An Sibin Bar」というパブの敷地にあります。
パブがジョークで置いたもので、本当にマーフィーズがでることはありません。
アイルランドの絵葉書。多分の上の所と同じ場所だと思います。