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アイリッシュ音楽の有名な曲に「ジョン・ライアンズ・ポルカ(John Ryan's Polka)」という曲があります。
この曲は大ヒットした「タイタニック」という映画の劇中に登場した曲です。
アイリッシュ音楽の代名詞?ともいえるくらいによく知られている曲で、私の教室に習いに来てくださる生徒さんの中には、この曲を聞いたのがきっかけでアイリッシュ音楽に興味を持ったという方も多くいらっしゃいます。
このページではそんな「ジョン・ライアンズ・ポルカ(& more)」について解説しています。
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この記事を書いている私「Taka」は、アイリッシュ・フィドル(ヴァイオリン)の教室をやっています。(フィドル以外にティンホイッスルという楽器と、バンジョー(マンドリン)の指導も可能です。)
生徒さんに、アイリッシュ音楽やフィドルに興味を持ったきっかけを聞くことがよくあるのですが、
映画「タイタニック」がきっかけだったという方がけっこう多くいらっしゃいます。
以下の動画で流れている曲は、アイルランドの楽曲です。
このシーンで使われていた曲は、「ジョン・ライアンズ・ポルカ」という名前で知られています。
以下は上の動画で演奏されている曲の楽譜です。
この曲が使われたタイタニックですが、1997年に公開された映画だそうです。
もう四半世紀も前の映画なんですね。
映画が公開されて26年経った2023年の時点でも、アイリッシュ音楽に興味を持ったきっかけがこの映画だったという方が、レッスンにいらっしゃるので驚きです。
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「ジョン・ライアンズ・ポルカ」は「ポルカ」という種類の曲です。
「ポルカ(Polka)」とは曲の種類を表す言葉で、ジョン・ライアンズ・ポルカ以外にもアイルランドには色々なポルカがあります。
下はアイルランドで発行されているアイリッシュ音楽の楽譜集に載っている「ポルカ」の曲です。
上の楽譜に載っている曲は全てポルカの曲です。
旋律は違えど、基本的なリズムはタイタニックで使われた「ジョン・ライアンズ・ポルカ」と同じです。
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アイリッシュ音楽やフィドルに興味を持ったきっかけは人それぞれだと思います。
ここで少し、この記事を書いている私(Taka)自身のことをお話しさせていただきたいと思います。
私がアイリッシュ音楽に興味を持ったきっかけはタイタニックではありませんでした。
私がアイリッシュ音楽に出会って、演奏を始めるまでを書くとものすごく長くなるので、箇条書きにすると、
・アイルランドに語学留学をした(この時点では楽器や音楽の経験無し)
↓
・語学留学中にアイリッシュ音楽に出会う(パブでの生演奏が最初に聞いたアイリッシュ音楽)
↓
・アイリッシュ音楽が好きになり、ライブなど生演奏を聴きに行くようになる。
↓
・ライブで弾いていた人のCDを買う。
↓
・その人の演奏にどハマりする。(今でいうところの推し活?を始める)
↓
・そのうち自分でも演奏してみたくなる
↓
・ついに楽器を始める
といった感じでアイリッシュ音楽の演奏の世界へ足を突っ込みました。
私が最初にどハマりしたのが、下のCDで弾いている人たちでした。
左は「ソーラス(Solas)」というバンド、右は「ジェリー・オコナー(Gerry O'Connor)」というの奏者さんのCDです。
ちなみにジェリー・オコナーのライブが生まれて初めて見た、アイリッシュ音楽のライブでした。
参考までにこちらが、ソーラス(Solas)のCDに収録されている曲です。
私はこういう感じの演奏を聞いたのがきっかけで、アイリッシュ音楽に興味を持つようになったのでした。
先ほども書いたのですが、アイリッシュ音楽に興味を持ったきっかけは人それぞれだと思います。
私の場合は上に載せたソーラス(Solas)やジェリー・オコナー(Gerry O'Connor)の演奏がきっかけでした。
ライブも見に行ったりしましたし、彼らのCDも買いました。
CDに入っている曲を自然に口ずさめるようになるくらい、毎日毎日CDを聞いていました。
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私自身の話が続いて恐縮ですが、
私は上に載せたソーラス(Solas)やジェリー・オコナー(Gerry O'Connor)が好きになって、最初はCDを聞いたり、ライブに行ったりと、聞く方が専門で自分で演奏をしてみようとは思いませんでした。
だんだん、彼らが弾いているような曲を自分自身でも弾いてみたくなり、ついには楽器まで始めてしまいました。
楽器を始めたといっても、最初は何も分からないですから、教室に通って弾き方を習いました。
当然といえば当然ですが、最初からCDで弾かれているような曲を教わることはありませんし、教わったとしても弾けるわけがありません。
アイリッシュ音楽には色々な種類の曲があり、人気のある奏者さんのCDに収録されているのは圧倒的にリール(Reel)やジグ(Jig)という種類の曲が多いです。
例えば、下はつい最近(2023年)買ったアイルランドのフィドル奏者さんのCDです。
2023年6月にリリースされた「Sorcha Costello(読み方はソーカ・コステロか、ソルカ・コステロみたいな感じでしょうか・・)」の「The Primrose Lass」というアルバムです。
「Sorcha Costello」は2021年に「Gradam Ceoil TG4 Young Musician of the Year」というアイルランドの音楽界でとても名誉のある賞を受賞した奏者さんです。
「Sorcha Costello」の母親は「メアリー・マクナマラ(Mary MacNamara)」という、とても有名な奏者で、来日公演をしたこともあります。
普通CDといえば裏側に収録曲が書いてあると思います。
アイリッシュ音楽のCDも当然、ジャケットの裏側には収録曲が書かれています。
下はこのCDのジャケット裏面です。
何が書いてあるかと言えば、当たり前だと思いますが曲名が書いてあります。
曲の名前と合わせて(Reels)とか(Jigs)とか書いてあると思うのですが、これは曲の種類を表しています。
1トラック目であれば、「MASTER CROWLEY'S/THE TRIP TO PROITZER/THE FISHERMAN'S LILT」が曲名です。曲名のとなりに書いてある「(Reels)」は、この曲の種類を意味しています。
2トラック目は「(Jigs)」という種類の曲で、3トラック目と4トラック目は再び「(Reels)」となります。
ちなみにこのアルバムではReel(リール)、Jig(ジグ)、Hornpipe(ホーンパイプ)、Schottische(ショティッシュ)、Fling(フリング)の5種類の曲が弾かれています。
リールが圧倒的に多く、Polka(ポルカ)は一曲も弾かれていません。
こちらは2022年にリリースされた「Bríd Harper(ブリード・ハーパー)」というフィドル奏者さんによる「INIS」というアルバムです。
「Bríd Harper」はアイリッシュ音楽の世界で最も権威のある国際コンクール「Fleadh(フラー)」で優勝したことのある、大変実力のある奏者さんです。
下はこのアルバムのジャケットの裏面です。
こちらのアルバムでも裏面に収録曲の名前が書いてあります。
こちらは先ほどのCDとは逆で、曲の種類が先に書いてあってそのあとに曲の名前が続きます。
このアルバムではReel(リール)、Hornpipe(ホーンパイプ)、Air(エア)、Jig(ジグ)、Highland(ハイランド)、Waltz(ワルツ)、Barndance(バーンダンス)、O'Carolan(オキャロラン)の8種類の曲が弾かれています。
やはりリールが圧倒的に多く、このアルバムでもポルカは弾かれていません。
先ほど載せたこちらのCDですが、実はこちらのCDでもポルカは一曲も弾かれていません。
先ほども言いましたが、実際に演奏を学び始めると、最初からCDで弾かれているような曲を習うことはありません。
物事には何にでも順番があると思うのですが、アイリッシュ音楽の世界にもいわゆる初心者が最初に習う定番曲というのがあり、普通はそういう曲から始めていきます。
では、初心者がどんな曲から習っていくかというと、実はポルカだったりするんですね。
実際にはポルカだけではないのですが、ポルカは初心者向けの学習曲としてよく弾かれます。
そう、このページのテーマになっている「ジョン・ライアンズ・ポルカ」も「ポルカ」の曲です。
つまり「ジョン・ライアンズ・ポルカ」という曲は、アイリッシュ音楽全体の中で言えば決して難易度の高い曲ではないということになります。
難易度としてはむしろ簡単な方になると思います。
有名/無名でいえば映画の中で使われたこともあって、よく知られている曲ではありますが、ジョン・ライアンズ・ポルカが名曲かどうかと言われるとけっこう微妙なのではないでしょうか。
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「ジョン・ライアンズ・ポルカ」はポルカという種類の曲です。
リールやジグといった種類の曲と比べると、ポルカの難易度はものすごく高くはありません。
改めてジョン・ライアンズ・ポルカを楽譜で見てみましょう。
上の譜面は、以下の楽譜集より抜粋しました。
「Irish Traditional Session Music, Book 1」という楽譜集で、現地(アイルランド)の音楽教室でも用いられている楽譜集です。
以下は同じ楽譜集に収録されている「スター・オブ・マンスター(The Star of Munster)」という曲の譜面です。
いかがだったでしょうか?
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2曲の譜面を並べてみると以下のようになります。
2曲の譜面を比べてみて、いかがでしょうか?
右側の「スター・オブ・マンスター」の方が、1曲の中で使われている音の数が多いです。
例えばこの2曲をフィドル(ヴァイオリン)で弾くとします。
どちらの曲も同じ速さで弾くのであれば、同じ時間内で指で押さえる回数は右側の方が多くなります。
つまり、右側の曲の方がジョン・ライアンズ・ポルカよりも、演奏が完結されるまでの「仕事量」が多くなるということになります。
実際のところ音の数の多い少ないで、曲が簡単か難しいかを判断することはないのですが・・・
音楽のことに詳しくない方にも分かるようにと思い、あえてこういう説明の仕方をさせていただきました。
アイルランド音楽の世界においては、リールに比べればポルカの方が簡単というイメージを持たれることの方が多いというのは事実だと思います。
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ジョン・ライアンズ・ポルカなど、「ポルカ」という種類の曲は、どちらかというと初心者の人が学習曲として取り組むというイメージが強いです。
この記事を書いている私「Taka」も、習い始めのころはポルカを習いました。
私の場合、既に上に方に書いた通り、もともとソーラスとかジェリー・オコナーに憧れて演奏を学び始めたので、彼らが弾いているようなリールやジグといった曲を早く弾けるようになりたくてしょうがなかったです。
でも最初からそういう曲が弾けるわけがないので、教室で練習曲として弾くのはポルカやマーチなどの簡単な曲が中心でした。
たぶん私自身もジョン・ライアンズ・ポルカを習ったことがあったと思いますが、私的には"ポルカを練習している = 初心者"とか、"リールやジグが弾けない下手くそ"と思われるのが嫌で、早くポルカを卒業したかったです。
アイルランドでは「セッション」も盛んに行われています。
私自身、アイルランドでレッスンに通っていた頃は、いつかはセッション・デビューをしたいなと思って練習に励んでいました。
アイルランドのごくごく普通のセッションで弾かれている曲は、なんだかんだでリールやジグが中心です。
ポルカがまるっきり弾かれないことはないと思いますが、ものすごく盛んには弾かれていないと思います。
なので、もし「ジョン・ライアンズ・ポルカ」くらいしか弾けないようだと、アイルランドではどこのセッションでも弾けないことになってしまいます。
私自身はタイタニックがきっかけではなかったですし、映画自体も見たことがなかったので、日本で「ジョン・ライアンズ・ポルカ」がこれほどまでによく知られているというのは、日本に帰国してから知りました。
YouTubeなどで、日本人が弾いているアイリッシュ音楽の演奏を見てみると、けっこう「ジョン・ライアンズ・ポルカ」を弾いている人やグループが居るんですよね。
そもそも「ジョン・ライアンズ・ポルカ」でライブが出来るのは日本くらいかもしれませんが・・・
もちろんYouTubeに「ジョン・ライアンズ・ポルカ」を載せてはいけないという決まりがあるわけではないので、誰が何をどんなふうに弾いても自由なのですが、個人的には「ジョン・ライアンズ・ポルカ」を"ガチで弾いている"のを見ると、ちょっと恥ずかしくなってきます。
余興的にちょっとだけ弾いて、そのあとにかっこいいリールやジグが続くのならいいと思います。
中にはどうみても「ジョン・ライアンズ・ポルカ」しか弾けないであろうレベルの人でも、動画を載せちゃったりしているので、そういう人たちの演奏を見ると、もうちょっとちゃんと弾けるようになってからライブやるなり、動画配信するなりすればいいのにと思ってしまうのです。
アイリッシュ音楽 = 「ジョン・ライアンズ・ポルカ」ではないと思います。
上は私が持っているアイリッシュ音楽CDです。
棚に入っていたのを適当に取って並べただけで、実際にはもっとあります。
ちゃんと数えたことがないのですが、たぶん家にはアイリッシュ音楽のCDだけで600枚以上あると思います。
それぞれのCDのジャケットの裏側も載せれば一目瞭然ですが、上に写っているCDの中で「ジョン・ライアンズ・ポルカ」が入っているCDは一枚もありません。
さらに付け足せば、私が持っている600枚以上のCDの中で「ポルカ」が弾かれているCDも多くはありません。
実をいえば、ジョン・ライアンズ・ポルカも含め、ポルカはそれほどは弾かれていないのです。(地域によってはポルカが盛んに弾かれている所もあります。)
なぜジョン・ライアンズ・ポルカが弾かれないかといえば、たぶんですが簡単すぎるからではないでしょうか。
例えばですが、ヴァイオリンを習い始めの人で「キラキラ星」という曲から習っていく人が多いらしいのですが、プロの人気ヴァイオリン奏者さんのCDに「キラキラ星」が収録されることはあるのでしょうか?
私はヴァイオリンのことは詳しくないですが、多分プロの人気ヴァイオリン奏者さんのCDに「キラキラ星」が収録されることはほとんどないのではと思います。
それと同じで、アイリッシュフィドルの人気奏者さんのCDにジョン・ライアンズが入っていたら、「人をバカにしやがって」と思う人がいるのではないかなと思います。
CDを出す側としても、プロとしての演奏というのがあると思いますから、アルバムの収録曲はそれなりのレベルの曲で構成するのだと思います。
「ジョン・ライアンズ・ポルカ」はごくごく普通に考えると「それなりのレベルの曲」にならないと思います。
もっとも企画ものとして、「ジョン・ライアンズ・ポルカ」をものすごく難しいアレンジの曲にしてしまうとか、そういうのは可能だと思います。
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ジョン・ライアンズ・ポルカはアイリッシュ音楽の中では、簡単な部類の曲に位置付けられています。
アイルランドでリリースされている現地の有名奏者さんのCDに収録されることはまずないと思います。
そんなことつゆ知らずか、日本では「ジョン・ライアンズ・ポルカ」を真顔で弾いている人やバンドの演奏がYouTubeにあがっていたりします。
せっかくアイリッシュ音楽を弾くのであれば「ジョン・ライアンズ・ポルカ」以外の曲も弾けるようになった方がいいのではと思います。
では、どのような曲がお勧めかというと、
先ほどからポルカはどちらかというと、初心者の学習用として弾かれることが多いと書いています。
ではポルカの次に何を習うかというと、
例えば以下の動画のような曲でしょうか。
こちらの動画で弾いている子たちは、どうみても小学生ですよね。
アイルランドだとこのくらいの年の子で、このくらい曲を習うし、弾けるようにもなるのです。
ちなみにこちらはジグという種類の曲になります。
次の動画もアイルランドの小学生によるジグの演奏です。
下は上の動画で弾かれている曲の譜面です。
次の動画で弾かれているのは、リール(Reel)という種類の曲です。
弾いているのは小学生高学年くらいでしょうか。
アイルランドではこのくらい弾ける小学生がざらにいます。
下は上の動画で弾かれている曲の譜面です。
動画が曲の途中から始まって途中で終わってしまっているので、譜面の方も動画で弾かれている部分だけが載っています。
次もリールの曲です。
弾いているのは間違いなく小学校中学年~高学年の年齢の子でしょう。
以下は上の動画で弾かれている曲の楽譜です。
次もリールの曲です。
弾いているのは、小学校高学年くらいの子だと思います。
下は上の動画の曲の楽譜です。
次の子も小学校高学年か中学生になったくらいの年の子だと思います。
弾いているのはリールになります。
以下は上の動画で弾いている曲の楽譜です。
ここまで、アイルランド小学生の演奏を載せてきましたが、いかがでしたでしょうか?
小学生でもこれくらい弾けるのですから、大の大人が「ジョン・ライアンズ・ポルカ」しか弾けないというのは恥ずかしいと思います。
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映画「タイタニック」の影響もあり、広く知られることになった「ジョン・ライアンズ・ポルカ」ですが、実は本国アイルランドではものすごくよく弾かれている曲ではありません。
「ポルカ」という種類の曲は比較的簡単な曲が多く、アイリッシュ音楽の世界では初心者さん向けの学習曲という位置づけであったりもします。
アイリッシュ音楽に興味を持ったのが、「タイタニック」の中で弾かれたジョン・ライアンズ・ポルカだったという方もいらっしゃると思います。
当然そういう方は、ジョン・ライアンズ・ポルカを弾けるようになりたいのだと思います。
ジョン・ライアンズ・ポルカはそれほど難しい曲ではありませんので、それなりに普通に練習すれば誰でも弾けるようになると思います。
アイリッシュ音楽 = ジョン・ライアンズ・ポルカではありません。
特に日本ではジョン・ライアンズ・ポルカが、まるでアイリッシュ音楽を代表する曲のように取り扱われることもあるようにも感じますが、どちらかといえばこの曲は入門レベルの曲に相当します。
アイリッシュ音楽にはジョン・ライアンズ・ポルカよりも素敵な曲がたくさんあります。
ぜひそういった曲も日本で広まってくれると嬉しいなと思います。
アイリッシュ音楽の演奏をされている方、これからアイリッシュ音楽の演奏を始めようと思っている方は、ぜひジョン・ライアンズ・ポルカ以外の種類の曲にも興味を持っていただければいいなと思います。
アイルランドでは小学生であっても、動画に載せたような演奏ができますので、せめて動画に載せた子たちくらいには弾けるようなることが、これから始める人の当面の目標になると思います。
この記事を書いている私「Taka」はアイルランドで指導者の資格を取得した上で、アイリッシュ音楽の指導をしております。
体験レッスンを実施しておりますので、もしレッスンにご興味あれば、ぜひ一度習いにきてみてください。
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