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当然といえば当然なのですが、日本にもアイルランド大使館があります。
日本にあるアイルランド大使館は、今現在は麹町にあります。
現在新しい大使館の建物を四谷に建設中だそうで、新大使館が完成したら四谷に移るそうです。
アイリッシュ音楽はアイルランドの伝統文化なので、アイルランドの文化に関わっていると、大使館や大使館関連の行事で演奏することもあります。
このページでは大使館や大使公邸(大使館のお住まい)等、大使館関連の行事などで演奏した際の模様を紹介しています。
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2017年は日本とアイルランドが外交関係を樹立して60周年にあたる記念の年ということで、アイルランドの祝日である3月17日のセントパトリックスデーの日に、都内のホテルで記念が式典が開催され、その席での演奏を任されました。
会場の駐車場に"は外マーク"付きのナンバーを付けた車が停まっていました。
アイルランド大使館の公用車のようです。
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アイルランドの国旗カラーにアレンジされたフラワーアレンジメント。
一緒に演奏するのは、この日のためにアイルランドから来日した、フルート、ティンホイッスル、イリアン・パイプス奏者の「キアラン・サマーズ(Ciaran Somers)」。
お兄さんが日本に住んでいるそうで、わりと頻繁に日本に来られるそうです。
そういうこともあっては、日本ではお馴染みの奏者さんです。
私とはこの日が初顔合わせ。
本番で弾く曲も、本番前のわずかな時間で決めました・・・
この日、演目として決まっていたのは、
・アイルランド国歌 (Amhrán na bhFiann)
・日本の国歌(君が代)
・EUの歌
の3曲でした。
演奏というか、歌の伴奏ですね。
ちなみにEUの歌はベートーベンの第九「歓喜の歌」です。
この3曲以外は何を弾いても良いということでした。
駐日アイルランド大使アン・バリントン女史のスピーチで式典が始まりました。
式典に集まった方々。アイルランドと関わりのある仕事をされている人たちなど、400人以上の方が招待されたそうです。
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会場にはビュッフェスタイルで色々なアイルランド料理が並んでいました。
私たち演奏陣は演奏が終わるまでありつけず・・・
演奏が終わったころには、ほとんど残っていませんでした・・・
「アイルランド産チーズの盛り合わせクラッカー添え」も見事に空に・・・
ちなみに日本ではあまり見かけませんが、アイルランド産のチーズはおいしいと思います。
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アイルランド料理を味わうことができないのが残念でしたが、アイルランドと日本の外交関係樹立60周年を祝う特別な席で演奏ができて、良い経験ができたと思います。
式典終了後アイルランド大使と一緒に写真を撮ってもらいました。
2023年現在、駐日アイルランド大使館は千代田区麹町にあります。
最寄り駅は半蔵門駅です。
半蔵門駅の出口のところにある、最寄りの公共施設一覧の中には、アイルランド大使館が載っています。
アイルランド大使館の入っている建物。通称「アイルランドハウス」。
アイルランド大使館の入り口です。一番上に書いてある「Áras na hÉireann」はアイルランド語です。Árasはアイルランド語で家、naは英語のof、日本語の~のにあたります。hÉireannはアイルランド語で「アイルランド」という意味です。なので、英語に直訳すると「House of Ireland」ということで、アイルランドハウスなのです。
入口にはアイルランドの紋章のハープも掲げられています。
大使館は5階にあります。
大使館の中にある部屋のひとつ「Yeats Room(イェイツ・ルーム)」。"イェイツ"とは、あの"イェイツ"のことでしょうか?
この日はフラー(Fleadh)という、アイリッシュ音楽の国際コンクールに、日本代表として出場した演奏家の慰労会?みたいのが大使館で開かれました。
アイリッシュ音楽の国際コンクールについては、こちらのページをご覧ください。
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アイルランド大使館にはこの時だけでなく、他のイベントなどで何回か訪れているはずなのですが、なぜか写真を撮ったことがなかったのです・・・
別のイベントの時は撮影禁止だったのか、なんだったのか覚えていないのですが、大使館の建物を撮ったのは今回が初めてような気がします。
大使館の建物を写したのは、多分これが見納めかなと思ったからです。
アイルランド大使館は近いうちに四谷に移るそうです。
現在新しい大使館を建設中で、日本におけるアイルランド情報の発信拠点として生まれ変わるそうです。
アイルランド大使公邸は、駐日アイルランド大使が住んでいるお家になります。
大使が住んでいるお家ですので、プライベートな場所のような気がしますが、意外とアイルランド関係の"公式行事"というと、大使館よりも大使公邸の方でよく催されているような気がします。
アイルランド大使公邸は「元麻布ヒルズ」にあります。
大使公邸で何かのイベントがあるときは、たいていの場合で建物内に道しるべを出してくれます。大使館よりも広いので、これがないと迷子になってしまいます。
大使公邸のメインエントランス(?)の前には、アイルランドの国旗、EU(欧州連合)旗と
日の丸が置かれていました。
これは大使公邸で、ハープとバウロン(アイルランドの太鼓)と私(フィドル)の3人で演奏した時の演奏した時に撮った写真です。
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これは大使館から届いた招待状です。
招待状に「ハープ」が描かれていました。ハープはアイルランドの国章に指定されている、アイルランドを代表する楽器です。
大使公邸で使われているお皿。ここにもハープが描かれています。
ここにもハープが描かれています。
この日もビュッフェスタイルで、色々なアイルランド料理が並んでいました。
国交樹立記念行事の時と違いこの日は、おいしいアイルランド料理を頂くことができました。盛り過ぎかもしれませんが・・・
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この記事の読んでくださっている方で、これからアイリッシュ音楽の演奏を始めようという方ですと、そのうちにアイルランド大使館と関わりのあるイベントであったり、アイルランドの公式行事に参加する機会があるのではと思います。
大使館関連の行事だと、音楽だけでなく他の分野で、アイルランドの文化に携わっている方と知り合うことができることもありますので、もし機会があればぜひ参加されてみたはいかがでしょうか。
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