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アイリッシュ(アイルランド)音楽でつかわれている小さな縦笛
楽器の基本情報とレッスンについて
introduction to the tin whistle
ティンホイッスルはアイリッシュ音楽で使われている楽器の中では、最も簡単で始めやすい楽器です。
「ティン(tin)」とは英語でブリキという意味で、ブリキの板を丸めて作った笛(ホイッスル)なので「ティンホイッスル」と呼びます。
現在では「ブリキ」以外の材質で作られた"ティン"ホイッスルも出回っていますが、「ブリキ製」でないものでも便宜上「ティンホイッスル」と呼んでいます。
下の画像は昔ながらのブリキ製のティンホイッスルです。
上の動画でアイルランドのブリキ加工職人さん(フィドル奏者さんでもある)がブリキの板からミルクジャグ(ミルクピッチャー)を作る様子を見ることができます。ティンホイッスルも同じような感じで作られたとのことです。
ブリキ製のティンホイッスルの音色の参考動画です
色々な素材で作られた"ブリキ製ではない"ティンホイッスル
現在はこちらの方が主流です
ティンホイッスルのことを"ペニーホイッスル"と呼ぶこともあります。
「ペニー」とは日本の一円玉に相当する昔のアイルランドの最小貨幣単位で、昔は「1ペニー(1円)」でティンホイッスルが買えたそうです。
今でもティンホイッスルは500円(*)くらいから買えますが、一本数万円もする手作りの高級品も出回っています。(*)アイルランド国内では
その昔、ティンホイッスルは1本1ペニー(日本の1円に相当)で買えたそうです
アイルランドで売られているティンホイッスル。
値段は3.99ユーロ(約480円)から
日本では1,000円くらいから購入可能です
ティンホイッスルは値段が安く、簡単に音が出せるのでアイリッシュ音楽の入門楽器として最適です。
ティンホイッスルには色々な大きさのものがあります。
大きさの違いは音の高さの違いです。
大きくなればなるほど、音が低くなります。
画像に写っている「F」と書いてあるティンホイッスルであれば「Fの音」、つまり「ファ」の音から始まるドレミファソラシド、「ファソラシドレミファ」で吹くことができます。
どの音のものを選ぶかは吹く曲の音の高さで決まります。
ファ(F)の音から始まる「ドレミ~」を吹けるティンホイッスルのことを「F管」と呼びます。ミ♭(E♭)の音から始まるティンホイッスルであれば「E♭管」と呼びます。
アイリッシュ音楽であれば基本的に「D管」で大概の曲を吹くことができます。
なのでアイリッシュ音楽をやりたいのであれば、とりあえず「D管」があれば大丈夫です。
ティンホイッスルを始めようと思ったら、まず先立つものは楽器です。
特に楽器に拘りがなく、安価なものでも大丈夫というのであれば、とりあえず最初の一本は、上で紹介しているような1000円くらいで買えるもので十分だと思います。
演奏する音楽がアイリッシュ音楽であればとりあえず「D管」が一本があれば大丈夫です。
私自身は以下のものとほぼ同じものを使っています。
私のレッスンではアイルランドの音楽を弾くための基本的なことに重点を置いてレッスンを進めていきます。
・アイルランドの伝統曲の基本的な奏法
・装飾音の付け方
・アイリッシュ音楽独特のリズム感の出し方(ノリの出し方)
・バリエーションの付け方
など、基本的なことを楽譜を用いず、耳で聞いて学ぶ現地流の教え方でレッスンを進めていきます。
アイルランドの音楽は全ての楽器が同じ旋律(メロディ)を演奏する音楽なので、先にティンホイッスルでアイルランド音楽の基礎を学んでおけば、後からフィドル(バイオリン)やフルートなど他のアイルランドの楽器へも簡単に移行できます。
先にティンホイッスルで基本を習っておけば他の楽器への移行も簡単です。
フルート(右の楽器)は指穴の数がティンホイッスルと同じで、演奏法も似ているので、ティンホイッスルから移行しやすい楽器です。
・本当はフィドル(バイオリン)やバンジョーやマンドリンに興味があるけれど、楽器も高いし難しいそうだからいきなりフィドルやバンジョーで始めるのには抵抗がある。
・アイルランドのメロディーが好きで自分でも何か弾いてみたいけど、どの楽器が自分に向いているか分からない。
など、このような方にはぜひティンホイッスルをお勧めします。
ティンホイッスルはリコーダーよりも指穴の数が少なく、息を吹き込めば簡単に音が出るので、学校でリコーダーを吹いた経験のある方ならすぐに演奏ですます。
アイルランドの音楽は見よう見まね、聞きよう聞きまねで覚えていくので、楽譜が読めなくても大丈夫です。
レッスン代は1回2,500円*より。(*レッスン回数、時間、場所によって異なります)
入会金はありません。
基本的に個人レッスンですが、お友達同士など2人、3人でのレッスンも可能です。その際のレッスン代/レッスン時間についてはお問い合わせください。
レッスンの曜日、時間は講師と生徒さんのそれぞれの都合に合わせて決めるフリータイム制となっています。
「毎月第〇曜日の〇時~」など曜日と時間を指定して継続していただくことも可能です。
レッスン時間は基本1回1時間です。(1回1時間以上/以下のレッスンも可能です)
レッスン可能時間は特に決めていないのですが、早い方は午前10時くらいからでもレッスン可能です。遅い方は午後9時くらいまで大丈夫です。
朝活で出勤前などに寄っていただいても大丈夫ですし、お勤めが終わってから寄っていただいても大丈夫です。
場所と時間の都合が合えば出張レッスンも可能です。(要交通費)
教室でのレッスンの他にスカイプなどを利用したオンライン・レッスンもやっています。オンライン・レッスンについてはこちらのページをご覧ください。
教室備え付けの楽器がありますので、一番最初の体験レッスンの際は楽器をお持ちでなくてもレッスンを受けられます。
ちょっと体験としてみようと思ったら、まず教室の楽器で試してみてから、続けるかどうか、ご自分の楽器を買うかどうか決めていただいて結構です。
教室は池袋にあります。池袋駅より徒歩5分のところです。
教室でのレッスン以外に出張レッスン、スカイプなどを利用したオンラインレッスンもやっています。
体験をご希望の方は1回1時間4,500円(30分2,500円)にて受講していただけます。
教室でのレッスン以外にスカイプなどを利用したオンラインでのレッスンや、出張レッスンもやっています。
レッスンのお申込み、お問い合わせはこちらよりお願いいたします。
以下は講師の演奏の参考動画です。
レッスンでは動画で吹いているような曲を習うことができます。
同じ曲をフィドル(バイオリン)とティンホイッスルで弾いています
アイリッシュ音楽は全ての楽器まったく同じ旋律を弾くのが基本です。
一度どれかの楽器で曲を覚えてしまえば、他の楽器でもやることは同じなので、
アイリッシュ音楽では色々な楽器の演奏を楽しむことが可能です。
講師の「Taka」はアイルランドで音楽を学びました。
アイルランドにはもともと語学研修で行きました。
アイルランドに行くまでは楽器の演奏経験もなければ、音楽自体にもそれほど興味はなかったのですが、アイルランド滞在中にアイリッシュ音楽に出会い、自分でも弾いてみたくなり現地の教室に通いました。
一番最初はティンホイッスルで始め、その後いろいろな楽器に手を出すようになり、現在はフィドル(アイリッシュ音楽で使われるヴァイオリン)をメインに弾いています。
2015年にアイルランドの首都ダブリンに本部を置くアイリッシュ音楽の国際協会「Comahaltas Ceoltóirí Éireann」が実施するアイリッシュ音楽の公認指導者の資格試験に日本人として初めて合格しました。
以来フィドルをメインにティンホイッスルやバンジョーの演奏や指導をしています。
演奏家としては2019年にアイリッシュ音楽の国際コンクール「Fleadh Cheoil na hÉireann」において日本人およびアジア人初となる2位に入賞しました。
指導者としては現地で学んだ経験をいかして、アイルランドの先生から習っているのと遜色のないような教え方を心がけています。
レッスンをお申し込みされる場合は、
①希望日時 (複数の候補日/時間を挙げていただけると助かります)
②レッスン時間 (60分または30分)
③場所 (池袋教室、出張依頼、オンライン)
④楽器のレンタルの有/無 を明記の上お申し込みください。
書き方は下を参考にしてみてください。
① 〇月〇日 〇時~〇時、〇月〇日 〇時~〇時 (または〇曜日の〇時~〇時)
② 60分
③ 池袋
④ 楽器の貸し出し希望
※携帯(スマホを含む)のメールをお使い方
PCメールから返信いたしますのでパソコンから送信されたメールを受信できる設定にしておいてください。(携帯のアドレスに送って戻ってきてしまったことが何度かありました。)
※ 2週間以上先、または月を跨いでのレッスンのご予約に関しては先にレッスン代のお支払いをお願いすることがありますので、ご了承ください。
※一度レッスンの予約が確定しますと、生徒さんの都合による変更・キャンセルには、以下の料金が生じますますので、確実にレッスンに来れる日時を選んでレッスンを予約してください。
レッスンのキャンセル料:
7日前 50%5~6日前 70%3~4日前 80%2~1日前 90%当日 100%:
オンラインでのレッスンを希望される場合は以下のような流れになります。
① レッスンのお申込み
② レッスン日/時間が確定しましたら、レッスン代の振り込み先をご連絡いたします。(クレジットカードによるお支払いをご希望の場合はカード支払い用のURLをお送りいたします)
③ レッスン代のお支払い (前日までにお支払いくださるようお願いします。)
④ お振込みを確認したら当方のスカイプ名またはミーティングIDをご連絡いたします。
⑤ レッスン当日お約束した時間になりましたら、ご連絡したスカイプ名に通話またはミーティングルームにご参加ください。
出張レッスンをお申込みいただく場合はお住まいの地域を明記してください。出張レッスンの際にかかる交通費のお負担をお願いいたします。(池袋駅からの往復料金)
私の予備の楽器を持参いたしますので、出張レッスンでも楽器の貸し出し可能です。
レッスン会場としてスタジオなど有料施設を使う際は、施設利用料金のご負担もお願いいたします。
池袋駅から往復1時間以上かかる場合は均一10,000円(+交通費)とさせていただきます。
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